- 作者: 苫米地英人
- 出版社/メーカー: ビジネス社
- 発売日: 2008/02/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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苫米地先生の本は大抵読んでいる私。この本は発売日に日本橋丸善に買いに走った。
前作の「スピリチュアリズム」は最近というかこのところメディアに出まくっている(私はあの例の番組のお陰で、美輪さんに対して少し印象が変わった)あのE原氏を見事に分析しており、E原氏の理論の歴史から現代までの「自分探しの歴史」まで推測している。また、オウム事件以来メディアから消えていた、オカルト関係のテレビ番組が最近また復活してきたことも指摘している(一時はMr.マリックのマジックでさえ、オカルト視され、テレビから消えていた)。
- 作者: 苫米地英人
- 出版社/メーカー: にんげん出版
- 発売日: 2007/07/27
- メディア: 単行本
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話は本書に戻る。この本は日本人の殆どにとってはショッキングな内容かもしれない。世界の富の大部分を、表に出てこないほんの一握りの超上層部階級が操っているというのは長いこと言われ続けてきた。
それに加えて、日本人がいかに開国以来洗脳を受けてきたか、ということが書かれている。
未だ日本の政治家の中に薩長出身者が多いとか、戦後の日本人を集団的に洗脳したのは、著名な心理学者であったとか。何故、ホリエモンがつぶされたのか(苫米地先生は堀江氏を知っているのだそうだ)。
内容は読んでのお楽しみとして、私はこの本を一晩かけて読み切ってしまった。つまり読むのを止められなかったのである。それから何度か読み返してから先生に「面白いですよ」と持って行った。その後聞いてみると
先生もほとんど一気読みに近いような読み方をしたそうだ。