操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

意識がかわる

そうですね。最低三ヶ月くらいは任せて頂ければと思います。

どうも皆さん、忙しいのは分かるのですが、せっかちですね。

何年もかけてこわしたからだが、たった一回の操体で良くなるのでしょうか

(たまにありますが・・)。



ちなみに、操体は、未病医学です。どういう事かと言えば、

健康な人が病気にならないための、健康維持増進医学なのである。

(自力自療、自力自動)



ではなぜ、操体のプロがいるのかというと、自力自療に間に合わない

場合、それを助けるために存在する。



理想的なのは、どこか悪くして、間に合わなかったらプロのお世話になる。

良くなったら、今度は自分でからだの手入れ、メンテナンスをする、生活に活かす。

でも、たまにはプロの手でからだの手入れ、メンテナンスをする。

プロはプロなりにやはり腕と経験がありますから、やはり違う。

そのように操体とお付き合いいただくといいのかもしれない。



***



操体は「即効性」というよりは「遅効性」である。



からだが喜ぶように、きもちよさを味わって、ボディの歪みが正され、治癒力がアップする。

それに伴って、変わっていく。



あなたは、自分のからだをそんなに痛めつけて、「一度で治らない」というのでしょうか



からだはきもちよく治りたいと思っているのに

なたは「楽をして簡単に治したい」と思っているのです。



やればやるほど早く治るわけではありません。その前にあなたの意識が変わればいいのです。