操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

操体の効果。

2010年操体法集中講座(視診触診編)講習のご案内 新年より開催。お申し込み受付中です。



秋からやっている集中講座が今週末で終了する。全9回の集中講座だが、今回のテーマは『連動』である。『身体運動の法則』と一緒に、上肢ならば手関節の内旋、外旋、背屈、掌屈、橈屈、尺屈、押し込み、引き込み、下肢ならば、背屈、底屈、外転、内転、内反、外反、押し込み、引き込みという、からだの連動のしくみの体得が目的である。連動の理解は即、診断につながる。また、操体の指導者を目指すのであれば、連動を理解し、なおかつ体現することは本当に大切なことなのだ。

というわけで、9週間目になるのだが、受講生のA君は毎回講習の前に私の施術を受けている。これは講習と施術を併用しながらからだがどのように変わるのかという試みでもあるのだが、A君は確実に変化している。

本人も分かっているようだが、まず、立ち居振る舞いがなめらかになってきた。自覚としては、痛めていた膝があまり気にならなくなった。周囲からみると、まず顔がきりりとして目力(めぢから)が出てきた。そのオマケだと思うが顔の輪郭も引き締まってきたようだ。



この他にも、現在連続してからだの変化を診させていただいている方がいる。この方は体重は変化していないのに、からだが明らかに引き締まってきて、顔の輪郭も変わってきた。勿論、食事制限はしていない。



操体の基本運動【般若身経】を含め、継続的にきもちよさをききわけ、味わい、からだにとおすと、からだが変化する。これはまぎれもな事実のようだ。般若身経をゆっくりと、法則にのっとって行うと意外とからだのコアを使うことに気がつく。結構「体操じゃん」(体操じゃないんですけどね)と、思っているとそれなりの効果しか出ないのだが、コアを使うので知らず知らずのうちにからだが変わるのである。



ゴールドジムでのセミナーでは、フォーラム実行委員に5名並んで頂いて、順番に「捻転」を演じていただいたが、やはり基礎が成っているので形が美しかった。

・作業能率が上がる

・疲れにくく

・フォームが美しい

のである。このフォームが美しいというのは本当で、何でもそうなのだが、フォームが美しいというのはその「完成度」のバロメータでもあるのだと思う。



私がフォーラムの実行委員の男性陣をいつも『イケメン揃い』と褒めているが、実際イケメン揃いである。

皆スリムで(かつ筋肉もしっかりついており)、立ち居振る舞いが美しく、品性がある(褒めすぎ?)。いや、本当に品性があって、目力のある男性陣ばかりなのだ。そういうイケメン軍団を引き連れる私の気分がいいのはご理解いただけると思う(笑)。



また、女子組も含めると『年齢不詳』(笑)なメンバーが多い。『操体で年齢不詳』というのは本当のコトなのだ。