- 作者: アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ,藤井留美
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2010/07/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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10年ほど前にベストセラーになった『話を聞かない男、地図が読めない女』のピーズ夫妻の新刊訳。
- 作者: アランピーズ,バーバラピーズ,Allan Pease,Barbara Pease,藤井留美
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2002/09/01
- メディア: 文庫
- 購入: 12人 クリック: 168回
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私もこれを読んだが、女友達が「地図を回す」と聞いて驚いたことがある。私は地図を回さない派で地図が読めるからだ。
自分は若干男脳?と思っていたが、この本を読んでやはり自分の脳は「女脳」だということがよくわかった。しかし、手の指を見ると、薬指のほうが人差し指より長い。これは胎児期に浴びたテストステロン(男性ホルモン)の量で決まるそうで、男性は薬指のほうが長い傾向がある。ここらへんでも私がオヤジ(笑)傾向なのが読めるか??
この本は男女の違いを脳科学から解き明かしている。
書店で横にあった本をめくっていたら『思いやりのある男と付き合うといいのはウソだ』と、書いてあった。『思いやりのある男に育てるのが女の役目だ』と。様々な恋愛マニュアルを読んでもダメだった女性が書いている本だ。
それはさておき、この本を読みながら途中で何度も笑ってしまった。
基本的に男の要求は『食いたい』と『ヤりたい』の二つしかない、と書かれている。何だか元も子もないが(笑)
男が女に求める基本的な4つのこと
1.セックス
2.食事、洗濯、育児などの基本サービス
3.「あなただけよ」と言ってもらえること
4.誰にもじゃまされない一人の時間
なんだそうである。なるほど。
また、男は何でもセックスに結びつけたがるんだそうで、女がちょっと下ネタなどを発すると勘違いすることもあるようだ。ちなみに私がブログでこういう本のことを書いたりすると、『ブログで書く位だから』とか思う方もいるかもしれないが、そんなことはない。
以前、『炎情』という本(熟年の浮気と離婚)の感想を書いたら、何人かの男性にやたら『炎情』ネタを振られたが、熟年の浮気と離婚の本を読んだからといって、私がするわけではない(笑)
そういえば、昔内田春菊氏のマンガで、アシスタントに来ていた若い男性の言い分が面白かった。『(マンガを読んだら)ヤラせてくれそうだったから』だそうなんだが、そんなことがあるハズがない(笑)。何だかそんな話を思い出した。
一番笑ったのは『男女の性感帯マップ』というイラスト。171ページを是非見ていただきたい。
一方、女は男の地位や財力に弱い(狩猟能力と力量)。なお、高収入の男ほど女をイカせることができるというデータもあるらしい。
これは「あなただけよ」「他の男じゃダメです」という意味もあるらしい。
なかなか奥深いもんである。
なお、素晴らしいコメントとして、「家事を手伝ってくれると、女は『今晩イタしてもいいかしら』と思う」そうで、これは何故かと言うと、現在の女性は大抵は働いているとか、子育てで疲れている。
仕事と家事でくたくたになって夜の営みを要求されても疲れてるとか眠いとか頭痛がするとかで拒否する可能性が高い。
そういう旦那に限って自分は仕事から帰ってきたらすぐ寝転んでテレビとか見ながら『メシまだ?』とか言ったりするのだ。それでツマがくたくたに疲れて布団に倒れ込んで寝ようと思った時に、ごろ寝亭主に起こされてごらんなさいい。殺意さえ感じるに違いないのだ。おまけに自己満足的で自慰的な行為だったら最悪だ。
あ、すいません。ちょっとリアル入ってました(笑)?
なので旦那様方は家事を手伝うことをお勧めする。掃除機をかけている男の姿を見て「セクシーだわん」と思うこともある、とこの本には書いてある。