視診触診の講座をやっています。
「触れる」というのは、私の生涯のテーマの一つでもあります。
「触れる」というのは日常的でありながら、デリケートな問題です。
昨日、まつげのエクステのメンテをしながら
アイリストのIさんとお話したところ、スポーツ整体で、予想もせず
裸にされてオイルマッサージされて、胸を揉まれたとか、
(これはセクハラですよね)
整体院で腰をもまれながら、
先生に「オレ、最近彼女いないんだよね」と言われたという話を
聞きました。勿論「ちょっと不快」だったそうで。
女子のクライアントが
「最近彼が冷たくって。私の寝技が未熟なんでしょうか云々」という
相談をもちかけるならわかりますけどね(笑)
先に「ベッドに仰向けに寝た時、男性の先生にまたがられて肩を揉まれた」
というのもありました。
私は背中をストレッチしますと言って後ろから手を掴まれて、
後屈状態にされ、男性の先生の局部を
臀部と背中にこすりつけられたことがあります(笑)。
痴漢と同じで、その時は「やめて~」とかなかなか言えないわけですね。
それで後から
「うげ~、きもちわるい」「やめときゃよかった」とか思うということは、
結構あります。私の周囲でも結構いるので、
詳細に調査するとかなりの女性が不快感を感じたりしているのではないかと。
かといって、世の中には全然不快感なし!
さわやかで女子にモテモテ(ホントです)という男性の先生もいます。
うちのフォーラムの○○先生とか。
個人的には、陰陽があるので、男性は女性、女性は男性が診たほうがいいような気もします。
実際、私は男性のクライアントのほうが多いんです。
というのは、昔ずっとエステのお世話になっていたのですが、
エネルギーの流れがやっぱり違うんですね。
というわけで、私は操体の臨床をやってるときは「中性」になって
やっております。
「お前の場合はオヤジだ」と言われてしまいそうですが(笑)
いわば、相手によって自分の「性相」をコントロールしているような感じです。
その点、というと何ですが、操体をやっていると「性相」が消えてきて「施術中は中性的」という感じになってくるんですねこれが。