昨日は、常日頃お世話になっている
編集工学研究所&松岡正剛事務所主宰の
「本〆會」(忘年会ですね)に行ってきました。
編集工学研究所が赤坂から世田谷に越してきて3年。
赤坂に通勤していた割にはいつも道に迷っていたことを
思い出します。
さて、世田谷区赤堤に越してきてからですが、
三軒茶屋から世田谷線で1本ということもあり、
イベントがあると、足を運びやすくなりました。
さて、ここの大広間?は「本楼(ほんろう)」と言います。
「本の楼閣」でもあり、人の心を翻弄(ほんろう)させたい
という意味があるのだそうです。
「三味三昧」や「そ乃香」など、私が愉しみにしている
イベントも数多くここで開催されているのです。
さて、今回は色々な企業の方がいらっしゃっていましたが、
ミツカンの方が壇上にあがりました。
わたくし、その昔勤めていた会社の関係で
ミツカンさんが「中埜酢店」だったころから知っております。
また、お酢だけではなく、最近は納豆とかも出してますね。
実は、今回、大手の広告代理店を通さずに、
編集工学研究所直で、CMを作ったのだそうです。
CMや広告というのは、やはり色々縛りがあるそうなのですが、
そういうのを取っ払って作ったCM「酢の力」シリーズの
お陰で、売り上げが上がり、社員のモチベーションが上がるなど
何だか凄いことが起きたそうです。
それまで社員の間にも「味ぽん売ってればいいじゃん」みたいな
ところがあったのだそうですが、このCMで、お酢が本来持っている
力を映像で紹介したわけですね。
なるほど。
前後しますが、私はしっかり松岡校長に
年末のご挨拶(握手つき)を致しまして、満足(笑)。
また、お料理(編工研の皆さんが腕を振るったそうです)も
美味しくてお腹も満足。
裏の紫煙所へ行くと、本條秀太郎先生と師匠が立ち話をしていました。
結構色々世間話に花が咲いていたようです。
実は、私が本條先生を知ったのは、
何年か前の「未詳倶楽部」。
お座敷で直に三味線を聞いてしまったもので
(元々好きなんだが)それから結構三味線にハマっております。
会場には金子郁容先生をはじめ、
田中泯さん、石原淋さん(先日パルコ劇場で「影向」に出演)などが
いらっしゃっていました。
以前、石原淋さんの襲名披露のイベントをここ本楼で開催した時も、
写真を撮らせていただきましたが、
今回も勉強中ということで、田中泯さんと石原淋さん、
エバレット・ブラウンさんが壇上に上がった時は激写しました。
(写真は肖像権もあるのでごめんなさい)。
個人的には、白黒で撮った田中泯さんの写真が
「我ながらシブい写真が撮れたぜ」みたいなのと、
先日のパルコ劇場の「影向(Yowgow)」でも、
目が離せないような踊りを披露して下さった淋さんが
「何だかすごい妖しげな素敵なオーラ」を放っており、
目深に被った帽子の下から漏れてくるようでした。
私は現在写真を習っているのですが、
「人を撮りたい」ことが段々わかってきました。
(あとは猫と寿司と仙台か)
まあ、ここ、本楼って
「撮りたくなる人達」が集まるんですね。
それにしても今年も「本楼」にはお世話になりました。
ありがとうございます。