KISS、Queen、Aerosmith(当時3大人気)で育った私。
勿論一番好きなのはKISSなのだが、Queenは別腹。
洋楽にはまったきっかけは、やはりQueenでした(小学生だった)。
思えば、”Bohemian Rhapsody” の、あのギターソロを夜中に聞いて、感動して泣いたこともある。
ロジャー・テイラーのソロアルバムも持ってるし、フレディがバルセロナ・オリンピックで歌うはずだった、モンセラート・カバリエの「バルセロナ」も持ってる。
なお、フレディ・マーキュリー追悼コンサートのDVDも持ってる(笑)
「ウェインズ・ワールド」のDVDも持ってる(笑)
この映画は、Queenというバンドのヴォーカリスト、フレディ・マーキュリーを描いたものだが、Queenもフレディも知らない、という場合も十分愉しめる。
音楽、一度は聞いたことがある。
Queenとかハードロックに無縁の、サッカー少年も
"We will Rock You" "We are the Champions" を聞いたことがないということはないだろう。
また、2000年代からQueenの曲がCMに使われることも多かった。
「ジョジョ」にも「ボヘミアン・ラプソディー」とか(荒木飛呂彦先生は、まさにQueenの世代なのだ)出てくるし。
そして、私のようにオンタイムでQueenを見てきたものにとっては、主演のラミ・マレックは確かにフレディを体現しているが、いかんせん、実物フレディを見慣れている我々にとっては「演じられたフレディ」だ(しかし、素晴らしい演技である)。
今回、私のような「オールド・ファン」は、何に注目するかと言えば、
他の三人のメンバーの再現度の高さだと思う。
もう、ブライアン・メイ(ぶーさん)なんて、ホンモノかと思ったし(声も似てる)、表情とかギターの弾き方とか、もうたまげました。
ジョン・ディーコンなんて似すぎていて(あの素敵なスマイルも再現されてた)、私はジョン役のジョゼフ・マゼロから目が離せなかった(笑)。
ベースの弾き方とか、勿論話し方までそっくりだったし、ヘアスタイルの変遷(ロングヘアから短くして、その後の爆発アタマまで)も完璧。
ロジャー役のベン・ハーディは実際のロジャー・テイラーよりも「目が小さくてまつげが少ない(スマン!)」かったが、「おお、これ、ロジャーのドラミングだわな!」というアクションや、ロジャーっぽさ(って何だ笑)が良く出ていた。
そして、有名なPV ”I want to break free”の劇中再現があるんだが、これが「おおお~っ!」と身をよじるほど似ている。
そして、ライブ・エイドでは、ボブ・ゲルドフも似ていた(笑)。
とにかく「再現度の高さ」と、役者の「それっぽさ」が凄い。
そして、もう一つのお楽しみ。
フレディの猫好きは有名だが、もう、猫さんがわんさか出てくるのだ。
お陰様で、今日もアタマの中が「QUEEN祭り」である。。。
もう一度観にいこう。。。
あまりにも美味しすぎる。。。