操体法大辞典

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花粉症と頸椎の妙。

こんにちは。TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。


ここ数日、2月とは思えない暖かい天気の上、昨日は「春一番」だったとか。

 

私はそれほど花粉症がひどいわけではありませんが、目には確実に来ます。

 

コンタクトレンズを使っているので、尚更なのかも。

 

なので、毎年「小青竜湯」と、目薬は出してもらいます。

ドクターは「漢方じゃなくてアレルギーの薬出す?」と聞いてくれますが、取り敢えずは漢方で乗り切ろうかと。

 

去年から、通年「鼻洗浄」も試しています。

「ハナノア」とか買ってくるんですが、あの洗浄液、すぐ無くなりますよね。

なので、生理食塩水を自分で作って使っています。面倒な場合は薬局で売ってる「生理食塩水」(ソフトコンタクトレンズ用)を使ってもいいかも。

私はこれにハッカ油をちょっと垂らしたりします。

 

普通「鼻うがい」は下を向いてやりますが、お勧めは「咽頭洗浄」です。

これはちょっと上を向いて行います。

「慢性上咽頭炎」ってあまり聞いた事がないかもしれませんが、コロナの後遺症などにも関係あるらしい。また、免疫力にも関与しているようなので、私はちょっと上をむいて「上咽頭洗浄」をやっています。

 

そして、毎年この時期になると「首調整してくださ~い」という方がいらっしゃいます。

花粉症っぽい時は、頸部にほぼ圧痛硬結があります。

それが除去されるとハナが通ったりするのです。

 

首とハナは何らかの関係がありますが、慣れてくると顔(鼻)みただけで、頸椎のどのあたりに圧痛硬結や、異常箇所があるのがわかります。

 

花粉症の方は、首を回してみるとか、蒸しタオルで温めるとかするといいかもしれません。