こんにちは。TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。
昨日4月8日は、花まつり。お釈迦様のお誕生日です。
また、豊川稲荷東京別院の、春の大般若講式の日でもあります。大般若講のご祈祷の式です。
まずは、昨年秋の大般若講で頂いたお札を納めます。
13時から総会がありまして、昨年着任した本山の山主 福山老師と、今年の2月に着任なさった院代、安藤老師からご挨拶がありました。
★山主様も院代様もまだお若いですが、老師とはこれいかに?
禅宗では、ざっくり言うと指導する立場にいらっしゃるお坊さんを「老師」とお呼びします。
昨年秋に頂いたお札を返却し、新しいお札を頂きます。
こちらは豊川のご本山のご祈祷の様子です。
大般若講とは少し違うかもしれませんが、
大般若経(お経の量が膨大なので5分20秒過ぎ辺りで経本をバラバラっとやる転読)を
やるのは同じです。
本殿に入る際、お坊さんがお清めにお塗香を手に下さいます。
毎回欲しいと思って入手していないのが、この時お坊さんが使っているペンタイプのお塗香です。
お経はとても速いスピードですが、般若心経と、消災妙吉祥陀羅尼がメインです。
参加者は名前を呼んでいただけます。
そして最後、お坊さん達が「消災妙吉祥陀羅尼」をこれまた超高速で読み上げる中、院代様に右肩を「ばしっ」とやっていただきます(これがすごく効く気がする)。
その間、お坊さんたちはずっと「消災呪(消災妙吉祥陀羅尼)」をハイスピードで唱えています。私もこれは大好きなお経なのと、短いので暗記も簡単なので、私も一緒に「しふら~しふら~はらしふら~」と、小声でお唱えしていました。
ちなみにわたくし、中野東禅先生から頂いた緑色の絡子(らくす)を持っているのですが、大般若講で着絡してもいいものかわからないのと「大般若講の輪袈裟」が本当は欲しいのですが、どうやったら入手できるのか聞こうと思ってまた聞きそびれたので、
秋の大般若講には、輪袈裟を着袈裟して参加したいものだと思いました。
ご祈祷が終わった後は、本殿の奥に行って、普段は表に石像がある、七福神や、愛染明王さん、そして荼枳尼眞天さんにずずず~っと近づいてお参りができます。(ご祈祷に参加すると、奥まで入れますよ)。
出口で新しいお札を頂き、お土産(御神酒と素敵なお弁当つき)をいただき、その足で奥の院にご挨拶(15時だったので、堂内には入れず)。
そして豊川の通用門から出て、横断歩道を渡り、モントレ赤坂ホテルの先、とらや本店の角を曲がって、美喜井稲荷さんにご挨拶。
こちらは、猫の姿をした大明神さんです。こちらで猫ちゃんたちの安寧をご祈願し、また横断歩道を渡って豊川に戻り、外から「本尊三拝」をして、下山(お寺、つまりお山から下りること)しました。