操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

読書と映画日記@2019年9月

2019年もそろそろ四分の三が終わろうとしています。

夏に「ハッピー・デス・ディ」(映画)を見てから何を観たか、メモとして書いておきます。

 

ライオン・キング

これは、抱っこされてるシンバがうちの猫に似てる(笑)というだけで萌え(笑)。

最近のCGはとんでもなく凄いですね。私は当然ながら字幕を観ましたが、幼稚園の息子がいる友人はどうしても息子が「吹き替え」だというので、ビヨンセの歌声を聞き損ねたそうです。

 

rocketman.jp

 

そして、エルトンの伝記映画です。この映画には「ボヘ」にも出てきたクィーンのマネージャ(ジョン・リード)が、エルトンの恋人として登場(人物像が全然違う)。また、エルトン役が「キングスマン」のエグジー役のタロン・エガートンです。
もう一度観ようと思ったら終わってました。。名作です。エルトンの子役がすごく可愛い。そして最後は感涙。

 

www.onceinhollywood.jp

そして、タランティーノの新作。ブラピとレオというすごい組み合わせに、シャロン・テート役にマーゴッド・ロビーという役どころ。これは、タラ好きか、映画も史実と同じじゃなきゃイヤだとか、意味もない(そうでもないと思うんだけど)、例えばドッグフードの缶をえんえんと開けるシーンとか、ブルース・リーの扱い(ブラピにぶん殴られる)が悪いとか、色々あるかもしれないけれど、幸せに満ちたシャロンマーゴット・ロビー)の演技が余りにも眩しい映画でした。

 

ossanslove-the-movie.com

そして、劇場版で観てしまった「おっさんずラブ」笑。テレビは密林プライムで観たんですが「昭和元禄落語心中」くらい面白かった。水曜の映画館は女子で満員(笑)で爆笑の渦でした。愛は人生に必要です(笑)

 

 

cinemore.jp

そして、名作「ブレードランナー」のファイナルカットが二週間限定でIMAX上映と聞いて、行ってきました。当然ながら昨年の「ブレードランナー2049」も観ていますが、こちら、多分ビデオでは10回以上観てます。が、映画館では多分観てないはず。というわけで、IMAXならば!と。
今年7月、レプリカントのリーダー、ロイを演じたルドガー・ハウアーの逝去の知らせもありましたが、IMAXの美しい画面での、最後のラストシーン、ロイが白い鳩を空に放った後、レプリカントとしての生涯を終えるというところは、本当に美しいシーンでした。また、画面の細かいシーンもよく見えて、ファンとしては大満足でした。

いや~、名作です。

 

ningenshikkaku-movie.com

そして「ダイナー」に続く蜷川実花監督作品。私自身蜷川実花さんの監督作品は全部観てます。写真も好きです。あの色彩感覚がダメだという人もいるようですが、私はあの色が好きです。しかし小栗旬って何でもやるよね。今回は希代のモテ男、太宰治を演じてます。

最初のシーンは、心中して太宰は生き延び、女だけ死んだという事件のシーンから。

作家が集うBarのママを壇密が演じていたり(すごくキレイ)、沢尻エリカ演ずる元令嬢が住む(多分)小田原の桜の場面や、エリカの衣装などは溜息が出るほど美しいです。

結局、本妻は太宰が心中して「平穏な日々」を取り戻し、小田原の愛人は太宰の血を引く女の子を得て、最後の愛人は一緒に死ぬことで、望みが叶うというか、エンディングを迎えます。

もう「目が満足」という感じでした。良かったです。

 

さて、読書日記ですが、

長いこと愛読していた「うらめしや」が遂に完結。

 

うらめしや(26) (ジュールコミックス)

うらめしや(26) (ジュールコミックス)

 

江戸時代の終わりとともに、お妖と京の魔神の戦いが終わりを告げます。

長いこと愛読していましたが、これは本当に仏教ありの妖怪ありの陰陽道ありの、盛りだくさんの素晴らしい絵巻でした。また最初から読み直そうと思います。

 

登場人物が勢揃いしての大団円。そしてこれが、大正時代に続くのが

 お妖の曾孫にあたる「かごめ」が登場する外伝。

ああ、こうやって繋がっていたんだ!と感涙です。。。

 

さて、江戸時代と言えば、ということで、また読み直したのが

 「大奥」です。

大奥 17 (ヤングアニマルコミックス)

大奥 17 (ヤングアニマルコミックス)

 

 三代将軍家光の時代に、赤疱瘡という男子だけが罹る奇病により、将軍も亡くなります。そこで、春日局などが暗躍し、将軍に女子を立てるということになるのです。

将軍が男女入れ替わるという斬新なアイディアで描かれた徳川絵巻です。

 

映画にもなりましたが、あれは吉宗公の話ですね。これは、全部読むと、徳川250年の歴史がほぼ把握できます。

最新刊17巻では、家茂と和宮の話が続きます。京からやってきた和宮は、女だったという話です。史実とフィクションが入り交じっていますが、読ませます。

 

鬼灯の冷徹(29) (モーニング KC)

鬼灯の冷徹(29) (モーニング KC)

 

 

そして「鬼灯の冷徹」も29巻になりました。

一巻刊行当時から読んでいますが、相変わらずサブの登場人物が面白い。
今回の表紙はタヌキの信楽太夫です。凶霊のアメリカ令嬢とハロウィンなど、勉強になります!

 

そして、一巻だけ読んでたのですが、全部読みました。

名作と噂に高い「ミステリと言う勿れ」です。

もじゃもじゃヘアでカレー好きの「整(ととのう)」君が事件に巻き込まれながらも事件を解決していくというお話。どの話にも通じていることですが「女だから」ということで、押さえつけられていたり、虐待されていた子どもなど「虐げられていたもの」にスポットが当たっています。犯人にもそれなりの理由があったりします。

親に虐待された子どもが「天使」に頼んで家に火をつけてもらう話や、整君が殺人犯に疑われる話、鬼の伝説が伝わる家系の話など、ミステリです。

不思議な読後感です。私は田村由美さんの作品は結構好きで読んでいるのですが、ここまで人間の心理に深く踏み込んだ作品は珍しいかもしれません。

1+1=2みたいに、白黒はっきりつけて勧善懲悪はっきりしろ!という感じではありませんので、人間の心理を深く考えるチャンスになります。

映画化されるかもしれません。

 なお、マンガばかり読んでいたわけではなく、普通の本?も読んでます。それはまた。

 

よくわかる操体と操体法

東京操体フォーラム実行委員ブログで、標記タイトルで執筆していますので、リンクを貼っておきます。

 

我々だけではなく、家族が「うちの娘がやってるのは操体って言ってね」とか「うちのダンナがやってるのが操体って言ってね」という場合、「説明が難しい」と言われるんですね。

整体とは全く違う事は、受けているから知っている。かといってマッサージでも指圧とも違う、しかしなんて説明していいかわからない(笑)。

というわけで「初心者に操体を説明するとしたら?」というテーマで書いたブログです。

 

blog.tokyo-sotai.com

blog.tokyo-sotai.com

 

blog.tokyo-sotai.com

 

blog.tokyo-sotai.com

 

blog.tokyo-sotai.com

 

blog.tokyo-sotai.com

blog.tokyo-sotai.com

 

操体とヒーリングの違い

第三分析(渦状波)や、第四分析を見て「気功ですか」という方がいますが、外気功を修めている私から説明すると「気功ではない」です。

 

気功とは、気功家が宇宙のエネルギーを自分の体に蓄え(最近は充電しながら使うという手法もあり、これは気功家自身のエネルギーを消耗しません)、まず、被験者から「良くない」ものを取り去り、それから「気」を注入するものです。

 

当然ながら、これをこなせるようになるには、時間がかかります。

また「乱用」する人がいても困るので、伝授する人は限っています。

 

以前も「この人はもうちょっとだなあ」と私自身が伝授をためらっており「そろそろいいかも」と、二人の人に伝授しようと思ったその翌週、その二人が揃ってやめるという事態が起こりました。

これは「まだ、その時期ではない」ということを「教えてくれた」のだと思っています。

 

さて、操体とヒーリングのちがいです。

 

操体は「快」「バランス」「調和」「皮膚へのアプローチ」という「やさしさ」というところから、ヒーリングに似ているよね、と言われることもあります(操体を、体を動かすとか、身体系のみで考えると、このようなことは考えつきませんが、操体を、からだとこころにやさしいボディワーク、と考えると、ヒーリングぽいねと言われることがあるのです)。

 

操体といわゆるヒーリングはどう違うかというと、

「死生観」の有無です。

 

橋本敬三先生は

「(あの世は)みんな行くところだから、きもちいいところに違いない」

とおっしゃったそうです(まあ、ここに辿り着く前には「救いと報い」など、を含めて色々な考察や、シベリアでの拘留体験などがあるのです。詳細は「生体の歪みを正す」をお読み下さい)。

 

 

生体の歪みを正す オンデマンド版:橋本敬三論想集

生体の歪みを正す オンデマンド版:橋本敬三論想集

 

 ★最近はオンデマンド版が出ています。私が20数年前に買った時は、4,500円位でした。操体を勉強していて、これを読んでいなかったらモグリです。

私も年に一度は読み返すようにしています。

 

 

キラキラ、ワクワク系には「光」しかなく、「影」がありません。

しかし、物事には必ず陰陽があります。

この世に生まれたということは、死に近づいていること。

 

さて、ここで注意すべきは、

  • 影もあっての光だと、影の存在も踏まえた上で生きる
  • 光のみにフォーカスし、影は見ないようにする、あるいは影の存在を否定する

ことは、全く違うということです。

 

「光にばかりフォーカスしていると、仏像を見るのがこわい」という話があります。

私が思うに、仏像は光も影も全て内包しているので、光(生、明るさ)にしかフォーカスせず、影(死、暗さ)を否定しているので、影を見ることになり、こわいと感じるのです。

 

三浦先生や東京操体フォーラム実行委員メンバーは、シルバーのスカルリングを持っています。

これは、サロン・ド・シマジで売っているものですが、通常のスカルと違って、下顎がありません。そのお陰で、すこしばかり可愛らしい顔になっています。

 

こちらは「メメント・モリ」(死を考えよ)ということで、死を考えることにより、今をよりよく生きようという姿勢です。

メメント・モリ(羅: memento mori)は、ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」、「死を忘るなかれ」という意味の警句。芸術作品のモチーフとして広く使われる。(ウィキペディア

 

f:id:lovecats:20160904173538j:plain

 

 

 

「皮膚」に追いついてきました

渦状波®(皮膚へのアプローチ)に関する本が世に出たのは、1999年10月です。

丁度、全国操体バランス運動研究会の東京大会で、早稲田の井深記念講堂で開催された時です(実行委員長は三浦寛先生)。

快からのメッセージ―哲学する操体

快からのメッセージ―哲学する操体

 

 当時の操体関係者の反応ですが、皮膚へのアプローチは「何だか変わったことしてるな」くらいだったのですが、しばらくすると「皮膚をずらす」「皮膚を捻る」「絞る」などをする人が現れました。

 

そして、2015年くらいになると、全国操体バランス運動研究会に出ている人も「皮膚の操体マッサージ」とか、何だか皮膚っぽいことを言い出してきました。

 

そして、最近では、伝統療法カンファレンスでも、今まで「筋」「腱」と言っていた先生が「皮膚」について述べているのを聞きました。

 

カンファレンスでは「快」「きもちよさ」についての発表もありました。

 

まあ、皮膚といっても「イオン交換」「固有受容器」的な話がメインだったりするので、操体的(三浦寛先生的)な、皮膚のとらえ方とは少し違うようですが(我々も、皮膚の解剖学的なことはしっかり勉強しました)。

 

渦状波(かじょうは)は、さするとかもむとか押すとか捻るとか引っ張るなどの、刺激ではなく「刺激にならない接触」です。

今「皮膚」と言っている手技療法家の殆どは、上記のような「刺激」です。

 

刺激と接触は違うのか。

違います。神経の伝達経路や、意識に働きかけるのか、無意識に働きかけるのかなど、扉をあけると、こんなにも違うのか、と驚く程の違いがあります。

 

なお、渦状波を「指二本で触るだけ」だと思ったら、大間違いです。

よく「家でセンセイの真似(渦状波)してダンナにやってみたんだけど、何も起こらなかった」とか「講習の場ではできるんだけど、家に帰ってやってみたり、自分でやってもうまくいかない」ということがあります。

 

単に触れているだけではないからです。

 

私はこの話からいつも思い出すのが、密教の伝法灌頂です。

 

伝法灌頂(でんぼうかんじょう)とは、阿闍梨という指導者の位を授ける儀式である。真言宗では、伝法灌頂を受け阿闍梨位を得て、はじめて正式な僧侶と認められる。

概要
日本密教では、四度加行(しどけぎょう)という密教の修行を終えた人のみが受けられる。正しくは金胎両部伝法灌頂(こんたいでりょうぶ・でんぽうかんぢょう)という。ここで「金・胎」とは、中期密教の宇宙的世界観を表す金剛界(こんごうかい)と胎蔵界(たいぞうかい)を意味する。(Wikipedia

 

 

この他にも、私がいつもお薦め(笑)している「密教僧 秋月慈童の秘儀」にもありますが、真言や印は、阿闍梨の位を得て、師匠から頂かないと使えないのです。

(マンガの中では、ちょっと霊感の強い女性が、印を真言を真似てタヌキに憑かれるというエピソードが紹介されています)

 

例えば、お坊さんが何かご祈祷する場合は、あちらと太いコードで結ばれているので、仏様の力を使えるわけです。

素人が真似をすると、細いコードでしか繋がっていないので、自分の命を消耗することになります。

 

ちなみに、僧侶の修行を積んでいない人が印を結んだり真言を唱えたりすると、タヌキではないですが、妙なものと繋がってしまう可能性もあるそうです。

 

なんとなく渦状波にもそんなところがあるような気がします。

 

★長くなりましたが「何故、渦状波の真似をしても何も起こらないのか?」ということです。

 

ちなみに、昔、渦状波を乱用している人(今はご縁がありません)がいて、その人が、狐憑き状態になっているところを見たことがあります。

 

何度か書いていますが、本当に狐憑きのような状態です。相当ショッキングです。

渦状波をやっていてではなく、普通の操体をやっていて、です。


この前外付けハードディスクの整理をしていたら、古い動画が出てきまして、見ちゃいました。。。

 

後述しますが、乱用して「何か」と、繋がってしまったのかもしれません。

 

Y流のS先生が近くにおり、「あ、これは狐憑きだね」とおっしゃっていましたっけ。。

 

★ちなみに、今までも操者が「快」の波動に耐えきれず(?)というか「快」をコントロールできないケースもありました。私は幸いにも、昔からコントロールできるので、コントロール法を受講生に伝えたりしています。

 

★今現在は(ここ半年)、渦状波をやる場合の「操者のスタンス」というものがしっかり確立されてきたので、快で暴走したり狐憑きのようになる人はいません。

渦状波も20数年の歴史の中で、体系が固まってきたようです。

 

密教僧 秋月慈童の秘儀 霊験修法曼荼羅 1 (HONKOWAコミックス)

密教僧 秋月慈童の秘儀 霊験修法曼荼羅 1 (HONKOWAコミックス)

 

 

f:id:lovecats:20190924144130j:image

 

 

マイクって誰?

私は映画が好きなんですが「スーパーマン」は特に好きです。マーベルかDCかと言われたら、どちらも好きなんですが、スーパーマンバットマンワンダーウーマンと言えば、やっぱりDCかなという感じがします。

 

さて、今から20年位前、テレビシリーズのスーパーマンをやっていました(新スーパーマン、というタイトル)。

 実は、私はこれが大好きで(笑)、シーズン1から4まで、コンプリートで持っています(笑)。

タイトルが "Lois & Clark" というように、スーパーマンというよりも、主役はクラーク・ケントロイス・レーンです。クラーク/スーパーマン役は、初のアジア系(父方祖父が日本人)、ディーン・ケインです(元アメフト選手らしい)。

このシリーズの功績は、クラークとロイスのラブロマンスをめちゃくちゃ盛り込んだのと、遂に二人を結婚させたということ(コミックもテレビに合わせて結婚となったらしい)。

 

シーズン1では、ロイスが宿敵レックス・ルーサーと結婚しそうになるし、シーズン3では、クラークがロイスのクローンと挙式しちゃうとか、やっと挙式だよ!と思ったら、ウェディング・デストロイヤーに邪魔されるとか、もう「やめて~!」というくらい式ができないわけです(笑)。

 

さて、その辺りですが、式を邪魔されたり、式前にウェディング・デストロイヤーから脅迫を受けたりしてげんなりしているロイスとクラークの前に「マイク」というおっさんが現れます。

 

「ロイス、私だよ。マイクだよ」

「あ!マイク、だれだっけ。。。あ、いつも側にいてくれる」

みたいな感じです。

 

 結局、挙式の最中にロイスの結婚指輪に強力な電気が流れたりして(ロイス死にかける)、式は中止になるんですが、ロイスとスーパーマンになったクラークが何かに導かれて行くのが、夕陽の素晴らしい海の見える森みたいなところ。

そこに「マイク」が現れ、クラークの両親、ロイスの両親、編集長とジミーも登場し、「マイク」が二人の結婚式を執り行うわけです。

皆「やあ、マイク!」みたいな感じです。

 

私は昔この番組を見て「マイクって誰だ?」「不思議なおっさんか??」と思っていたのと、どこかで見た顔だなと思ってまして。

https://lois-and-clark-the-new-adventures-of-superman.fandom.com/wiki/Mike

調べてみたら、ありました。

マイクというのは、

Full Name  Michael, the Guardian Angel (フルネーム ミカエル、守護天使

だったんだそうです。

そっか、マイクって守護天使ミカエルだったんだ。。。

 

スーパーマンは、神の子の降臨を模しているという説もあるので、興味深いところです。

 

また、マイクってどこかで見た顔だと思っていたら、チャーリーズ・エンジェルのボスレー役(故ディヴィッド・ボイル)だったんですな(この方は、国民的俳優だったようです)。

 

L&C、フルセット持ってたものの、そんなに見てないよね、という感じでもう一度見返しているんですが、電話はまだ電話(?)だし、携帯もちょっとは出てくるけれど、メインはやっぱり電話、PCの画面は黒い!という時代です。

なんだか懐かしいなあとかそんなツッコミも入れながら

マイクって守護天使だったんだ。。。というお話でした。

 

伝統療法カンファレンス2019その2

9月1日日曜、朝食を済ませた我々は、8時にホテルの玄関に集合しました。すでにこの時チェックアウトは済ませて、カンファレンスの会場である「スペーシア」に向かいます。

久々に筋整流法の小口昭宣先生にご挨拶し、筋整流法の皆さんとも「お久しぶりです」と言葉を交わしました。

 そこで我々はセッティングをしたのですが、色々調整の結果、毎年顔を合わせるオーラ診断写真さんと、新部さんの易占、足趾の操法のブースでまとまりました。

セッティング後、ホテルに戻り、大慌てで温泉に浸かり、前夜祭に参加しました。

 

毎年福島の名物(トマトとか、ニシンの山椒煮とか、マイタケとか)をいただき、幸と恵みに感動し、福島はじめ、まだ震災の爪痕が残っている東北の復興を願いました。

 

f:id:lovecats:20190920135203j:plain

毎年恒例!東京操体フォーラム実行委員、寺本君によるイギル(トゥバの楽器)演奏。

 

夜は筋整流法の先生方と「プロ談義」。操体では一体からだをどのように捉えているのか、そんなことであっという間に夜中の3時。

こういう濃厚な時間があるから、伝統療法カンファレンスは面白いんですよね。

 

 

朝は眠い目をこすって温泉に入り、朝食を取ってから会場入りです。

最初に「トップアスリート対談」(私が進行役を仰せつかった)に出演する、プロスキーヤー岡部哲也さんと、プロスノーボーダー桃野慎也さんを呼んで、足趾の操法を受けていただきました。

ここで、色々説明しておいたお陰で?「トップアスリート対談」はつつがなく終了。

 

 

f:id:lovecats:20190915132528j:plain

f:id:lovecats:20190920140441j:plain

岡部さんに渦状波®中の三浦寛師匠


その後は三浦先生のワークショップもありました。

f:id:lovecats:20190920140715j:plain

瀧澤さんをモデルに、ワークショップ実演中

実は、結構第五分析についての詳細をレクチャー。分かる人はかぶりついて聞いていました。わかる人はわかるんですね。

 

さて、私は途中で腱引きを受けてきました。

三浦先生は「骨ナビ」という施術も受けていましたが、「骨ナビ」の先生は、「きもちよさ」とか、何だか操体っぽいことを言っていました。

腱引き体操でも「きもちよさ」というキーワードが出てきて、腿を上げて手をふる足踏をやっていたので(操体の般若身経にもありますよね)、小口先生に「操体では60年前から腕を振って腿を上げる足踏ってやってますよ」と話したところ「最近足踏を取り入れている」とのことでした。

 

そして、毎年たのしみ?にしているのが「オーラ写真」です。

写真を撮りながら「前が紫で、その次が紺でした。うちのお師匠は白だったんですよ」と話していたところ、オーラ写真のブースの方(毎年顔馴染み)が「おっ、白ですね」と。

白は「いわゆる」な色です(笑)。私も仏門修行して、ついにオーラが紫から白になったか!

f:id:lovecats:20190920142130j:plain

80%でした。

威風堂々としていてって??(笑)

 

さて、忘れてはいけないのが、「足趾の操法®」のブースです。

今年はかっこいい「のぼり」を作り、新しいメニューを入れました。

新しいメニュー名はこれから公開しますが、毎年足趾を受けている筋整流法の皆さんが、こぞって受けて行きました。

(お値段は、30分5000円です)

 

これが大人気でした。

 

さて、さらっと書いていますが、フォーラム相談役、福岡からいらっしゃった新部健太郎先生の易占ブースも大盛況で、前準備も含めて充実した二日間を過ごすことができました。また、交流してくださった筋整流法の皆様、会津高原ホテルの皆様にも心よりお礼申し上げます。

 

プロの施術家、臨床家同志でこうやってじっくりと交流できるのは素晴らしいことですね。

 

またの再会を愉しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

「使えない」デビットカードの話

デビットカード、便利ですよね。
銀行から即時に引き落とされて、すぐ利用明細のメールが飛んでくる。

 

f:id:lovecats:20190920114242j:plain

というわけなんですが、思い立って「猫用品専用の口座を作ろう」と思い立ち、イオン銀行で口座を作ったんです。
で、カードはデビットカードと銀行口座が一緒になったものを作ったのです。

 

そして、猫砂と猫用ノミ取り薬を買おうかと、ネットショッピングにトライしたところ、デビットカードが登録できず、エラーが出ます。

何度やっても出るし、残高はちゃんとあるし、そもそもカードの登録ができないので、電話で問い合わせをするも、電話が混みまくっていて全然繋がらず、仕方ないので、電話予約をしました(ネットで予約をすると、銀行から電話がくる)。

 

そこで分かったのは、イオン銀行デビットカードは、カード登録型のネットショッピングでは使えないとのことでした。

つまり、イオンとかダイエーとか、店舗では使えるけれど、ネットでのカード登録型のサイトでは使えないんだそうです。

 

普段、楽天デビットカードなどをよく使っている(楽天はネット通販なので使えて当然と言えば当然)ので、え??と驚きましたが、確かにイオン銀行って、イオンで買いものする人が使うんだよな、ネットよりもお店でお財布代わりに使うんだよね。。と気がつきました。

 

というか、ネットショッピングで使えないデビットカードは初めてだったので、記録しておこうと思った次第です。