- 作者: 桜沢如一
- 出版社/メーカー: 日本CI協会
- 発売日: 2003/12
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- 作者: 桜沢如一
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ここ数日、花粉症なのかクシャミとハナミズが止まらない。扁桃腺が腫れて気管支炎も併発し、クリニックでもらったツムラの麦門冬湯(ばくもんどうとう)を飲んでいる。昨日は鍼治療(と言っても一鍼わずか3秒)を受けた。毎年のことだが、春はからだの大掃除をしているような気がする。クシャミもあれはあれでからだをほぐしているのかもしれない。
先日「無双原理」を紹介したが、その後引き続き「月刊手技療法」の「シリーズ操体」を書いている。今回は「食」について書いているので、無双原理と易の本を改めて読み直してみた次第。
実は「無双原理」というのは何だかすごく難しい本だと思っていたのだが、実際に読んでみるとそんなに難しいことは書いていない。勿論化学式とかその辺りはさっぱりわからないのだが。
この本は「シリーズ操体」を書く際に何か役に立つだろうと思って買った。薄い冊子のような本だが、本書と、青少年向けの「魔法のメガネ」の裏表紙に「第七の天」の図を見つけた。
実際「第七の天」の図は、「生体の歪みを正す」に出てくるが、果たして出典が何だったのか私は知らなかったのである。
また、今回少し反省したのは、私がマクロビオティックに少し偏見を持っていたせいもある。玄米菜食に対してあまりいいイメージがなかったのだ。これについては、多くを語るのをやめておく。
しかし、今回橋本敬三先生が「最高の指導原理」と、書かれているのを改めて読み、やはり避けて通ることはすまいと思ったのである。
橋本先生は桜沢先生の哲学を勉強されていたようである。橋本先生と交流、あるいは互いに影響があったのは、金子卯慈雨氏(サンクロン)、谷口雅春氏(歯の本数と食性)、無双原理(桜沢如一氏)、千島学説(千島喜久男氏)などであるが、操体を「橋本敬三の世界」という捉え方をしてみるのだったら、無関係ではない。一度は目を通してみるべきではないだろうか。