ふと考えた。天才は困難な道を選び、凡人は平坦な道を歩むという。それはそれで納得する。
岡本太郎氏が困難な道を敢えて選ぶというのはわかる(結果的には、芸術家として花開いたのだから)。
しかし、何故敢えて困難というか、破滅的な道を選択する人がいるのだろう。私が言っているのは、困難で、やりがいがあり、自らを高める道の選択と、困難でなおかつ破滅的な道を選ぶことは、似ているようでもちょっと違うよ、ということだ。
これは、自分も気をつけなければならないといつも思っている。
破滅的な人達に共通しているのは、
- 期待しすぎる
- よろこびすぎる
- がっかりしすぎる
私は以前から、何故彼らが期待しすぎてはがっかりし、よろこびすぎてテンションがあがり、その後にがっかりする、という姿を見ているのである。
★ちなみに、うれしかったら素直に喜ぶのは当然です
★「受け取るものが、与えられる」ということも真実
ちなみに、勝間和代氏の「起きていることは全て正しい」(59ページ)に「メンタル筋力を強くする心構え7ヶ条」に書いてあるが、「うれしがりすぎない、悲しがりすぎない」と、最初に書いてある。
その1 うれしがりすぎない、悲しがりすぎない
その2 現状を多面的な視点から受け入れる
その3 メンタル筋力が強い友人とつき合う
その4 利他の精神を養う
その5 小さな成功体験を積み重ねる
その6 失敗の芽をあらかじめ摘んでおく
その7 能動的に考える時間を増やす
逆に返すと、どうも彼らは
・うれしがりすぎる、悲しがりすぎる(嬉しがりすぎ、その後の落ち込みが激しい)
・現状を多面的な視点から受け入れられない(ヘンなところが頑固で、固執する)
・むしろメンタル筋力が弱い人間か、表面的に優しい人間とつるみたがる。
・利他的ではない。他者のことより自分のこと、自分がどう思われているかが大事。保身的
・失敗体験のほうが多く、それを反芻している(失敗を建設的に用いない)
・むしろ失敗するようなことを進んでやる
・お尻が重い。人から何か勧められても「でも自分には無理だから」という
なのではないだろうかということだ。
つまり、メンタル筋力が弱いということなのだろうか。