操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

首コリ。

昨日、普段自分では見ないテレビを見ながら食事をしてました。

ためしてガッテン」で「首コリ」というのをやっていました。

 

バレリーナの方が、首コリで結構困っていたとのことですが、

確かに、バレリーナの姿勢というのは、アゴを引いて腰を反らせます。
こりゃ負担掛かります。

我々は、骨盤を前弯曲(前傾じゃありません)

https://teizan.com/sotai_yogokaisetsu#kotsuban

(用語解説集参照)

 

に保ちます。腰を反らさずに、膝の裏筋を軽く緩め(膝を曲げるのではない)、背筋は軽く伸ばす、いわゆる太極拳での「含胸抜背(がんきょうばっぱい)」のような感じです(全く同じではありませんが、骨盤は反らせないです)。

 

 

これができると、首がそんなに疲れなくなります。

 

また、顔を動かさずに、卓球の球だけ目で追うという実験をやっていました。

顔をギプスで固定して、目だけで球を追っているわけですが、筋肉は目も顔も首も繋がっているので、首を固定して目だけというのは確かに疲れるよな、と思いました。

 

私達はこういうことを知っているので、首が過度に凝るのを防いでるんだなと。

 

スマホを見るにしても、目の使い方(目線の使い方)などで、首や肩の疲れ方が全然違います。

 

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