操体法大辞典

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藝術部@ホラー映画と萩尾望都展

水曜にオフ。何故ならば「映画のレディスデー」だから。

というわけで、観てきました。

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www.cinemacafe.net

https://www.universalpictures.jp/micro/happydeathday

ハッピー・デス・ディと

ハッピー・デス・ディ 2U

の二本です。2はなんと全米初登場ナンバーワンなんだそうです。

パート1(初作)は、2015年に作成されていたんですが、何故か日本では上映されず、今回2Uのがアメリカで大ヒットしたせいか、今年の夏に同時公開です。

 

毎晩飲んだくれ、その度に男を変えるビッチ女子大生ツリーが、誕生日にマスクを被った謎の殺人犯に殺されてしまうが、目が覚めるとなぜか同じ誕生日の朝に戻ってしまい、何度も殺される誕生日を繰り返す物語。ホラーにタイムリープの要素が加わった、新しい形のホラー映画だ。

 

更には、コメディ要素も満載で、結構笑えます。


で、やはり1を観てから2Uを観たほうが絶対に面白いです。

キャラが同じなんですが、そこがミソです。

 

個人的にはツリーに「オマエ、映画知らなさすぎ!」と映画ファンに言わせるような、ツリーの映画無知ぶりがツボでした。

 

 

 

これは日比谷で観て、そこから銀座に移動しました。

目指すは

www.matsuya.com

 これです。

 

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2017年春、「月刊フラワーズ」に「ポーの一族」の続編が40年ぶりに掲載というニュースを聞いた時は、そりゃ衝撃でした。

「エディス」で、アランが火の中に消えてしまい、エドガーもどこかに消えてしまった後、彼らがどうなったのか、謎に包まれたままだったからです。

 

久々に登場したアランは「虚弱だけど生意気」っぷりを発揮していましたっけ。
その後2016年を舞台にした巻では、なんとスマホが出てくるし、アーサーが通販でエドガーに服を買ってくれたりするんですよ(驚愕)。

 

入り口にはエドガーの年表が書かれており、さらに途中には、人物相関図もありました。

 

ちなみに今回の原画展ですが「見どころ」がより抜かれていて往年のファンを喜ばせました。

私が個人的に好きなのは「エヴァンズの遺書」で、氷の中に落ちた記憶を失ったエドガーが、水の中で目を開けて起き上がり、アーネストに襲いかかるシーンと、その話を聞いたメリーベルが「首に、かみついてきた?」と、目を輝かせて「では記憶がもどったんだわ」「もう待つこともないわ わたし つれていけるわ!」と窓から去るシーンです(この時のメリーベルの表情が素晴らしい)。

当然ながらこれもありました。

 

なお、コミックの予告カットなども多く展示されており、さらにカラー原画の美しいこと。

続きが待ち遠しい「王妃マルゴ」のカラーもありましたが、いやはや本当に美しいとしか言いようがありません。

 

迷うことなく、図録と絵はがきを買いました。

 

忘れかけていた「何か」が甦ってくるような感じでした。

 

8月9日まで銀座松屋でやってます。

 

グッズも充実してます。