今月「これはすごい」と思ったのがこれ。
これは是非お読み下さい。
特に「私の彼にベタベタしてくるあの女、ムカつく~」とか「人に迷惑をかけないようにしているのに、いじめられる」という人も必読です。
私は易の鑑定もしますので(カウンセリングと通じるものがある)、なるほど、と思うのですが、嫉妬と劣等感はなかなか手強いものがあります。
特に嫉妬はやっかいです。
よく「彼に他の女がいるか占って下さい」とか「彼にしつこく寄ってくる女がいるんですが、どういうつもりか見て下さい」というのは珍しくありません。
狭い狭い操体の世界の中でも「嫉妬ってあるよね。。。」と思う事が多々あります。
私も、相方に馴れ馴れしく近寄ってくる女(笑)がいたりすると
「うぜ~女。めっちゃムカつくぜ」と思うでしょう。
それはさておき、この本のすごいところは、
「嫉妬は動物的な発作である」
と言っているところです。
私も「手に職があるから」というだけで、妬まれたことがありますが、この本にあるように「嫉妬の発作」が起こると「破壊的人格」になります。
「うぜ~女。めっちゃムカつくぜ。ざけんなよオイコラ!」
みたいな感じです。破壊的人格になるとこうなっちゃうんです。
もう「動物的発作」なので、止められません。
この辺りは、職場での人間関係とか、驚くべきことには、親が子どもに嫉妬している状況なども書かれています。
さらには、長年の嫉妬から解放されたら、からだの痛みも消えたということも書かれています(これは、私達に言わせれば、当然と言えば当然です)。
劣等感も「ポジティブな言葉を使う」とか色々言われていますが、自己肯定感の低い人が、無理にポジティブな言葉を使うと、逆効果のこともあるそうです。
操体でも「明るく大らかに生きましょう」とか言う人がいますが、「明るく大らかに」という人ほど、明るくも大らかでもなかった感があったりします。
★その昔「秩父の山の中で悟った」という方「操体は難しいから女にはできない」(今だったら、女性差別発言です)とか「所詮あんたの実力ではホテルでマッサージするくらいだろう」とか言われたことがありますが、今考えると「悟った人間がこんなこと言わないよね」とか、これは嫉妬だなというのがわかります。
また、この方が「明るく大らかに」という言葉を旗印にしていたので、
「明るくも大らかでもないよね」(笑)
みたいな。
そもそも、今のご時世に「悟った」って言う人のほうが妙ではないかと思ったりします。
あ、2010年にも書いてますね。よっぽどくやしかったんだな私(笑)