操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

読書日記@2018年8月上旬書籍編

今月「これはすごい」と思ったのがこれ。

これは是非お読み下さい。

特に「私の彼にベタベタしてくるあの女、ムカつく~」とか「人に迷惑をかけないようにしているのに、いじめられる」という人も必読です。

 

消したくても消せない嫉妬・劣等感を一瞬で消す方法

消したくても消せない嫉妬・劣等感を一瞬で消す方法

 

 私は易の鑑定もしますので(カウンセリングと通じるものがある)、なるほど、と思うのですが、嫉妬と劣等感はなかなか手強いものがあります。

 

 

特に嫉妬はやっかいです。

よく「彼に他の女がいるか占って下さい」とか「彼にしつこく寄ってくる女がいるんですが、どういうつもりか見て下さい」というのは珍しくありません。

 

狭い狭い操体の世界の中でも「嫉妬ってあるよね。。。」と思う事が多々あります。

 

私も、相方に馴れ馴れしく近寄ってくる女(笑)がいたりすると

「うぜ~女。めっちゃムカつくぜ」と思うでしょう。

 

 

それはさておき、この本のすごいところは、

「嫉妬は動物的な発作である」

と言っているところです。

 

私も「手に職があるから」というだけで、妬まれたことがありますが、この本にあるように「嫉妬の発作」が起こると「破壊的人格」になります。

 

「うぜ~女。めっちゃムカつくぜ。ざけんなよオイコラ!」

みたいな感じです。破壊的人格になるとこうなっちゃうんです。

 

もう「動物的発作」なので、止められません。

 

この辺りは、職場での人間関係とか、驚くべきことには、親が子どもに嫉妬している状況なども書かれています。

 

さらには、長年の嫉妬から解放されたら、からだの痛みも消えたということも書かれています(これは、私達に言わせれば、当然と言えば当然です)。

 

劣等感も「ポジティブな言葉を使う」とか色々言われていますが、自己肯定感の低い人が、無理にポジティブな言葉を使うと、逆効果のこともあるそうです。

 

操体でも「明るく大らかに生きましょう」とか言う人がいますが、「明るく大らかに」という人ほど、明るくも大らかでもなかった感があったりします。

 

★その昔「秩父の山の中で悟った」という方操体は難しいから女にはできない」(今だったら、女性差別発言です)とか「所詮あんたの実力ではホテルでマッサージするくらいだろう」とか言われたことがありますが、今考えると「悟った人間がこんなこと言わないよね」とか、これは嫉妬だなというのがわかります。

また、この方が「明るく大らかに」という言葉を旗印にしていたので、

「明るくも大らかでもないよね」(笑)

みたいな。

そもそも、今のご時世に「悟った」って言う人のほうが妙ではないかと思ったりします。

 

 あ、2010年にも書いてますね。よっぽどくやしかったんだな私(笑)

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