操体法大辞典

操体の専門家による、操体の最新情報など

未分類

気配りは操体臨床にも通ず?フォローの達人

魚屋さんがやっている居酒屋風のお店に行った。居酒屋風と言っても、割と大人っぽい、カウンターや二人がけのテーブル席があるお店である。この日は飲みに行った訳ではなく、ちょっと軽くご飯を食べながら打合せ、という感じだった。飲みが目的ではないので…

多発性硬化症と操体

操体には「症状疾患」という概念はない。しかし、普通は病名あっての病気?だし、私でさえ何か病名がつけられれば、それにとらわれてしまうところがある。病名にとらわれず、如何なる症状疾患にも存在するボディの歪みを正すことによって(間接的に、やさし…

フォローの達人

フォローの達人―「また会いたい」と言われる54の具体例 フォローの達人―「また会いた...の他のレビューをみる» 評価: 中谷 彰宏 ¥ 1,500 コメント:手技療法家もサービス業のうち。非常にためになる。

2010年秋季東京操体フォーラム 御礼

2010年秋季東京操体フォーラムは11月20日、21日、無事に終了いたしました。ご来場の皆様、講師の先生方、本当にありがとうございます。11月20日、川崎隆章氏と理事長三浦寛による、一年半以上に及んだ「操体でからだがどう変わったのか」という対談と、この…

操体とまほうのじゅもん。

http://d.hatena.ne.jp/lovecats/20101117「操体医科学研究所@書庫」でも紹介したのがこの本である。操体の「想」は、単に明るく大らかに生きましょう、と言っているのではない。「感謝」を基底に、「言葉を統制する」「言葉は運命のハンドル」という考えが…

2011年第4回足趾の操法集中講座

第4回足趾の操法集中講座お陰様で「足趾の操法集中講座」も4回目の開催となりました。基礎(全10回)、応用(全5回)の講習です。2010年9月、三浦寛先生はじめ東京操体フォーラム実行委員8名は、Sotai Forum in Madrid に出席してきました。勿論我々はスペイ…

橋本敬三先生をカミサマにしちゃいけない。

亡くなった人は「ホトケサマ」になったり神様になったりするが、橋本敬三先生を教祖様とかエラい神様にしちゃいけないと思う。10年位前、全国操体バランス運動研究会の懇親会の席で、タバコを吸っていた人に、ある地方の代表の方が、顔を真っ赤にしてタバコ…

操体と師匠。

先日、ある人に「誰に操体習ったの?」と聞いたら「○○先生です」と言われた。10年くらい前に私がちょっとだけ教えた人だった。どうやら、私が昔使っていたテキストを改編してつかっているらしい(こういうひとは五人目位である)。「あ、その人、10年前位の…

操体も「品種改良」が必要だ

操体医科学研究所@書庫より****フォローとは、たえまない品種改良の努力です。ロシア人が食べるジャガイモは、ほとんどがドイツ産のジャガイモです。なぜロシア人がロシアで作ったジャガイモを食べないのでしょうか。理由は歴然です。ロシア産のジャガイモよ…

体重110キロの彼。操体でどう変わったか

2010年11月20日、21日(土日)の二日間、東京千駄ヶ谷津田ホールにて、「2010年秋季東京操体フォーラム」を開催いたします。開催案内はこちら「月刊手技療法」にも寄稿したことがあり、このブログにも書いたことがあるが、操体で体重は変わる。よくメタボ検…

11月のベーシック講習+操体の施術、2011年足趾の操法集中講座

11月3日(水)、11月23日(火)の祭日は、ベーシック講習+施術、操体の施術共々お受け致します。開始時間は1時、操体の施術は午前中、あるいは午後、先着順に行います。勿論ベーシック講習のみの受講も可能です。また、2010年2月から足趾の操法集中講座を開…

操体の指導で全身を使ってきもちよく、と伝えるのはなかなか難しいと聞いた

温古堂(仙台)で出している、隔月刊の「イサキ」という小冊子がある。今回その中に、操体指導をした際「どちらが楽か辛いか」というのは伝えやすいのだけれど、全身を使ってきもちよく、と伝えるのはなかなか難しい、という話を聞いた。これは「楽と快」の…

どうやったら苦しまずに死ねるか、ということ。

先月9月17日の夜は、マドリッドの日本大使館で、師匠が文化講演を行った。最初は、健康に関する事とか、からだに関する事を何か話して欲しいような感じで、小野田茂先生の車に師匠と乗り、日本大使館へ向かった。大使館の小さいホールには、日本人会の方々が…

足趾の操法をマドリッドで。

今回のスペインでのセミナーの目的は、いきなり2人一組になって操法をやるとか、そういうことではない。まず、操体の歴史に触れ、それがどうやって進化してきたか、その内容と、基礎となる「息食動想」の紹介、「楽と快の違い」を明確にすることである。これ…

スペインとトルコ色々

このブログ、写真をアップするのが少し面倒なので、スペインとトルコ色々は「操体医科学研究所@書庫」に掲載したいと思います。

操体臨床の要妙パート? 皮膚からのメッセージ

三浦寛先生の新著が発売となった。まだネット上に情報はアップされていないが、たにぐち書店から発売されている。「操体臨床の要妙」を私は「パート?」と呼んでいるが、パート1の赤い表紙に続き、パート?はハードカバーで明るいブルーの表紙である。価格は10…

スペインから帰ってきました

9月15日に成田を発ち、9月24日に帰国しました。旅の途中は何とか持ちこたえたものの、帰国と同時に風邪が悪化し、寝込んでいました。それはさておき、生まれ変わったというか一皮むけたというか、何だか不思議な気分です。旅の様子は山本監督(東京操体フォ…

京都フォーラムのレポート

ご無沙汰しております(笑)。8月27日から9月1日まで京都と島根に行ってきました。お陰様で『東京操体フォーラム in 京都』は盛会のうちに終了いたしました。私がその時の様子を「東京操体フォーラム実行委員ブログ」に9月5日から一週間担当で書いてます。そ…

京都のフォーラムを終えて

操体法東京研究会2010年定例講習のご案内操体法東京研究会2010年秋季集中講座(全10回)のご案内9月から第76回操体法東京研究会定例講習が始まります。先輩諸氏の声9月27日早朝に東京を発ち、奈良に寄ってから京都入り、三日間京都に泊まってから松江、玉造…

社団法人日本操体指導者協会設立

操体法東京研究会2010年定例講習のご案内操体法東京研究会2010年秋季集中講座(全10回)のご案内9月から第76回操体法東京研究会定例講習が始まります。先輩諸氏の声社団法人日本操体指導者協会を設立致しました。操体の専門家・実践指導者(操体プラクティシ…

休業のお知らせ(京都フォーラムにあたって)

操体法東京研究会2010年定例講習のご案内操体法東京研究会2010年秋季集中講座(全10回)のご案内9月から第76回操体法東京研究会定例講習が始まります。先輩諸氏の声2010年8月28日(土)、29日(日)の『東京操体フォーラム in 京都』開催に伴って、8月27日(…

操体法東京研究会定例講習 「講習を受けて」

操体法東京研究会2010年定例講習のご案内操体法東京研究会2010年秋季集中講座(全10回)のご案内9月から第76回操体法東京研究会定例講習が始まります。先輩諸氏の声今回、受講3期目になる小島健氏から「講習を受けて」という寄稿を頂きました。現講習は今月…

2010年秋季東京操体フォーラム開催のご案内

操体法東京研究会2010年秋季集中講座(全10回)今月の末には京都で『東京操体フォーラム in 京都』を開催する。それから半月余りで今度はMadridで操体フォーラムをやる。今年は何だか凄い年だ。10月には全国大会(第27回)が仙台で開催される。何だか毎月一本…

操体法東京研究会2010年秋季集中講座(全10回)

操体法東京研究会2010年秋季集中講座(全10回)臨床のコアスキルである視診触診、連動の体得などをはじめ、操体に必須のスキルを学び、実際の臨床の見学により理解を深めます。操体の本を読んでもわからない、「患者様が動いてくれない」「脱力してくれない…

きもちよさは「ききわける」もの

私はちょっとがっかりした。というのは、何年も何年も操体を勉強している人の口から『こうしたらもっときもちよくなると思う』という言葉を聞いたからだ。組んで練習していて、その人は患者役をしていた。『こうしたらもっときもちよくなると思う』というの…

「きもちよさ」という操体の編集

めずらしくテレビを見ていたら、人間のアタマの編集機能についてやっていた。もしかしたら「きもちよく動いて」とか「きもちよさをさがして」と、思い込んでしまっている方々もそうなのか、と興味深く見ていた。長島さんの引退試合での有名な言葉で『わが巨…

TEI-ZAN操体医科学研究所別院サイト

TEI-ZAN操体医科学研究所(別院)を作っている。http://sotai.org/内容は殆ど変わらないが、wordpredssというソフトで作っているのだ。ちゃんと申込みフォームもあるので、こちらから申し込んでも大丈夫。操体の成り立ちきもちよさがわからないこれらは別院…

Sotai Forum in Madrid

スペイン語→英語の翻訳ソフトを使ってみましたSOTAI FORUM IN MADRID SEPTEMBER 2010Visit of the Teacher Hiroshi Miura to Madrid. One of the living legends of Sotai Ho in Japan Madrid visits invited by the Japanese School of Shiatsu. The teache…

操体法東京研究会夏季集中講座(視診触診)

伊藤真氏の本にも、中谷彰宏氏の本にも共通して書いてあったこと。『勉強ではなく、勉強法を教えてもらえ』、あるいは『学び方を学ぶ』。確かにそうだと思う。皆、『それ自体』を学びたがるのだが、本当は『学び方』『勉強の仕方』を習うのが一番早道なのだ…

操体はみんな仲良く??

第1分析(対なる動きを比較対照して、辛い方から楽な方へ動かし、瞬間急速脱力を促すもの)★言葉だけは「快」を用いているが、実際は「楽」をききわけさせている「1.5分析」もある。あるいは「第1分析もどき」(筆者仮称命名)第2分析(一つ一つの動きに快適…